大腸がん
大腸がんとは？
大腸がんの多くは大腸ポリープから進展し、S状結腸や直腸にできることが多いです。
近年、日本人の大腸がんの罹患率は上昇しており、特に女性の方でその傾向が顕著です。
大腸がんは初期にはほとんど自覚症状が現れないため、内視鏡検査（大腸カメラ検査）で早期発見・早期治療をはかることが大事です。
早期の段階で発見できれば治療可能ながんなので、定期的に大腸カメラ検査を受けるようにしましょう。
次の方は特にご注意ください
大腸がんは欧米人に多くみられるがんだったのですが、近年、食生活の欧米化により、日本人でも大腸がんが増加傾向にあります。
なので、動物性タンパク質の過剰摂取や食物繊維の不足など食事バランスが偏っている方、肥満傾向にある方などは特にご注意ください。
また遺伝的要素も関与していると言われているので、大腸がんの家族歴がある方もご注意ください。
大腸がんの症状
初期にはほとんど自覚症状はないため、市の検診や健康診断での便潜血検査で発見されるケースがほとんどです。
進行すると腹部のしこり、原因がわからない貧血などの症状が現れる場合があります。
大腸がんを早期発見するために
定期的に大腸カメラ検査を受けましょう
大腸がんは早期に発見できれば、高い確率で完治させられるがんです。
ただ、初期には自覚症状がほとんどないため、早期発見のためには定期的な大腸カメラ検査の受診が大切です。
また検診・健康診断の便潜血検査が陽性だった方も、そのままにせずに必ず精密検査として大腸カメラ検査を受けるようにしましょう。
ただし、便潜血検査が陰性だった場合でも、それで大腸がんのリスクがないわけではありませんので、やはり定期的に大腸カメラ検査を受けておかれることをおすすめします。
